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SPIRALのインストール

SPIRALはIRAFのディレクトリツリーの一部、/iraf/extern/に インストールすることにします。このディレクトリが存在しない場合は、 作成しておいてください(ユーザirafに書き込み権限があるものとします)。

また、SPIRALの最新版はhttp://spiral.jpn.org/から入手できます。 最新のファイル名はたぶんspiral20080603.tgzのような名前になっている はずなので、とりあえず/tmpディレクトリにでも置いてください。

以下の作業はユーザirafで行ってください。準備ができたら、 SPIRALを展開します。

      % cd /iraf/extern
      % tar cvfz /tmp/spiral20080603.tgz
さらにコンパイルをします。
      % cd spiral/src
      % ./CleanMe
      % ./MakeMeAll
srcディレクトリ中にLOG_make_spira_linuxというファイルができている はずですが、ここに特にエラーらしきことが書かれていなければOKなはずです。

さらに、/iraf/iraf/unix/hlib/extern.pkgというファイルを修正します。 たとえば

# External (non core-system) packages.  To install a new package, add the
# two statements to define the package root directory and package task,
# then add the package helpdb to the `helpdb' list.

#reset  local           = iraf$local/
#task   local.pkg       = local$local.cl

reset   noao            = iraf$noao/
task    noao.pkg        = noao$noao.cl

reset   tables          = /iraf/extern/tables/
task    tables.pkg      = tables$tables.cl

reset   stsdas          = /iraf/extern/stsdas/
task    stsdas.pkg      = stsdas$stsdas.cl

reset   spiral          = /iraf/extern/spiral/       <= 追加
task    spiral.pkg      = spiral$spiral.cl           <= 追加

clpackage

reset   helpdb          = "lib$helpdb.mip\
                          ,noao$lib/helpdb.mip\
                          ,stsdas$lib/helpdb.mip\
                          ,tables$lib/helpdb.mip\
                          ,spiral$lib/helpdb.mip\    <= 追加
                          "

keep
という感じで、上の<==の左側の行を追加してください。

これで、IRAF起動時のメニューにspiralが追加されるはずです



HAMABE Masaru 平成20年6月4日